一般社団法人日本有機資源協会(JORA)は、2026年度の「メタン発酵技術アドバイザー養成研修」(9月29日~30日開催)の受講生を募集しています。
研修はオンライン形式で実施し、全国どこからでも、メタン発酵の基礎から、施設設計、運転管理、バイオガス利用、消化液活用、事業化までを体系的に学べる実務者向け研修となっています。
JORAでは、バイオマス全般の知識を体系的に学べる「バイオマス活用総合講座」も開催しています。
参考記事:バイオマス活用総合講座を開催 日本有機資源協会(JORA)
メタン発酵技術アドバイザー養成研修とは 概要と日程
この研修は日本有機資源協会(JORA)が主催し、家畜排せつ物や食品廃棄物などを原料とするメタン発酵(バイオガス化)事業に特化した、専門的かつ実践的なプログラムです。
研修を通じて、バイオガスプラントの導入計画や、安定的な運転管理、消化液の肥料利用など、バイオガス事業化に必要な具体的な技術・知識の習得を目指します。
受講対象者は以下の通りで、研修の修了者は「メタン発酵技術アドバイザー」として認定されます。
- メタン発酵施設の設計・運転担当者
- バイオガス事業に関わる技術者
- 自治体・コンサル担当者
養成研修の開催日程
2026年度のメタン発酵技術アドバイザー養成研修は、下記の日程にて開催予定です。
- 日程:2026年9月29日(火)~30日(水)の2日間
- 場所:Web(Zoom)受講のみ受付
- 参加費用:会員 65,500円、一般 77,000円、JORA学生資格者 49,500円
- 申込締切:9月15日
- 問い合わせ先:一般社団法人日本有機資源協会 事務局
〒104-0033 東京都中央区新川2-6-16 馬事畜産会館301 TEL 03-3297-5618
各講座の開催案内や、カリキュラムの概要、申込書のダウンロードは以下ページから行えます。
日本有機資源協会(JORA):≪受講生募集中≫2026年度メタン発酵技術アドバイザー養成研修(9/29-30 オンライン開催)
メタン発酵技術アドバイザー養成研修 講義内容
- バイオマス概論
- バイオマス活用に関連する施策動向
- メタン発酵の基礎
- メタン発酵関連マニュアル
- メタン発酵施設の設計
- メタン発酵施設の運転の実際
- バイオガス事業化のポイント
- メタン発酵バイオガス発電の事例
- バイオガスの利用① 利用全般について
- バイオガスの利用② 発電について
- バイオ液肥の有効利用と環境影響
メタン発酵の専門家による講義
| テーマ | 講師・所属 |
|---|---|
| メタン発酵の基礎 | 石井 一英(北海道大学大学院工学研究院 環境工学部門 教授) |
| バイオマス活用に関する施策動向 | 経済産業省 資源エネルギー庁 |
| メタン発酵関連マニュアル | 辻田 崇宏(株式会社みずほ銀行 みずほ総合研究所) |
| バイオガス事業化のポイント | 中新田 直生(株式会社市川環境エンジニアリング 顧問) |
| メタン発酵バイオガス発電の事例(乾式メタン発酵) | 金城 寿人(株式会社富士クリーン 再生エネルギー部 部長) |
| メタン発酵バイオガス発電の事例(自治体の取組み) | 福岡県みやま市 環境政策課 脱炭素社会推進係 |
| メタン発酵バイオガス発電の事例(肉牛ふんとパイプライン方式) | 後藤 博信(東北おひさま発電株式会社 代表取締役) |
| バイオ液肥の有効利用と環境影響 | 中村 真人((国研)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門 グループ長) |
メタン発酵技術アドバイザー養成研修の目的
日本政府は2050年カーボンニュートラルの実現に向け、有機性資源(家畜排せつ物、食品廃棄物、下水汚泥、木材など)をエネルギーに変える「バイオマス」の活用を推進しています。
中でもメタン発酵は、有機性廃棄物を処理してエネルギーを生み出す中核技術であり、地域の脱炭素化や持続可能な街づくりにおいて重要な役割を担っています。
しかし、その技術やシステムは多岐にわたり、事業を始めるにあたって、制度変更を見据えたコスト削減や、エネルギー・消化液(液肥)の活用方法など、実務的な知識と運営ノウハウが求められます。
こういった課題に対応するため、日本有機資源協会(JORA)はメタン発酵事業に適した人材育成を目的とする「メタン発酵技術アドバイザー養成研修」を実施しています。
修了者はアドバイザーとして認定され、関係機関と連携してバイオガス事業を積極的に推進するとともに、最新知識のフォローや専門的なスキルを磨き続けることが期待されています。
日本有機資源協会(JORA)とは
一般社団法人日本有機資源協会(JORA)は、有機性資源の総合的な有効利用を促進し、持続可能な循環型社会の構築と環境保全に貢献することを目的とする団体です。
JORAの主な事業として、バイオマス活用のための調査研究や情報収集、各種研修会や講習会の開催を通じたバイオマス活用アドバイザーなどの人材育成、バイオマス活用推進計画の策定支援や、事業化計画策定のサポートも行っています。
JORAは2000年に任意団体として発足し、2012年に一般社団法人となりました。
日本有機資源協会(JORA):一般社団法人日本有機資源協会
JORAの人材育成事業
- バイオマス活用総合講座
- バイオマス活用アドバイザー養成研修
- メタン発酵技術アドバイザー養成研修
- メタン発酵技術アドバイザーフォローアップ研修
- メタン発酵バイオガス発電リーダー育成研修 (不定期開催)
- コンポスト生産者及び、コンポスト生産管理者養成研修
- コンポスト生産管理者フォローアップ研修
日本有機資源協会(JORA):人材育成事業
参考記事:バイオマス活用総合講座を開催 日本有機資源協会(JORA)






