バイオガス発電の液肥を置賜農業高校の水田に散布

バイオガス発電の液肥を置賜農業高校の水田に散布

画像:山形県立置賜農業高校公式YouTubeチャンネルより

家畜の排せつ物などからメタンガスを発生させて発電する「バイオガス発電」、その過程で発生する副産物を肥料として、コメ作りに役立てる実演会が山形県川西町で行われました。

TUYテレビユー山形:“バイオガス発電” の過程で発生した液体をコメ作りへ 家畜の排せつ物が栄養素豊富な肥料に!(山形)

山形県立置賜農業高校では、体験学習の一環としてバイオガス発電事業を行う地元企業と連携し、バイオガス発電で出た液肥を学校の水田に散布しています。

バイオガス発電で出た液肥を散布

バイオガス発電で出た液肥を田んぼに散布【置農チャンネル】

県立置賜農業高校では、最新の農業技術や環境に配慮した技術を体験・学習することを目的に、山形県長井市に本社を置く東北おひさま発電株式会社と連携した授業を行っています。

その一環として、5月8日に東北おひさま発電液肥散布実演会が開催されました。バイオガス発電の副産物として生産された液肥を学校の水田に散布し、液肥の効能の調査を行いました。

実演会に参加した生徒たちは、液肥の散布によってコメの味や収穫量にどんな影響があるかを学んでいくそうです。

米沢牛(よねざわぎゅう)は、松阪牛・神戸牛と並んで三大黒毛和牛の一つと称されます。

山形県南部にある飯豊町では米沢牛の4割を生産をしており、東北おひさま発電は牧場で発生する牛糞をメタン発酵させてバイオガス発電を行っています。肉用牛を用いたバイオガス発電としては日本初とのこと。

東北おひさま発電株式会社:東北おひさま発電株式会社

山形県立置賜農業高等学校 液肥散布実演会

山形県立置賜農業高等学校のプレスリリースによると、以下の内容で液肥散布実演会が開催されました。

  1. 期日:令和7年5月8日(木)2校時(10 時 05 分~10 時 45 分)
  2. 場所:置賜農業高等学校 学校田
  3. 講師:東北おひさま発電株式会社 営業部長 二瓶俊明 氏・大場技術士事務所 所長 大場伸一 氏
  4. 受講者:食糧生産経営科1年生 23名
  5. 内容:液肥についての説明・液肥散布の実演

山形県広報:東北おひさま発電液肥散布実演会の開催について | 山形県


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