京都府が4月21日に脱炭素テクノロジースタートアップ向けのインキュベーション施設「ZET-BASE KYOTO」を開設すると発表しました。
京都府 報道発表資料:脱炭素テクノロジースタートアップ拠点が始動
京都府では、向日市、JR西日本、株式会社京都銀行との4者で「ZET-valley」形成に向けた連携協定を締結しています。
京都府 ZET-valley構想:ZET-valley構想
ZET-BASE KYOTOはその一環として、株式会社京都銀行が JR 向日町駅前に新設する新店舗ビルの3階を府が借り受け、脱炭素スタートアップ向けのインキュベーション施設として開設するとのこと。
ZET-valleyとは
「ゼロカーボンものづくりによるゼロカーボンまちづくり」(地産地消型社会への転換)
「石油から空気へ、地方が最先端へ、制約から拡張へ」をコンセプトに、産学公によるオープンイノベーションにより、最先端技術を用いたゼロカーボンものづくりによる新事業創出・社会実装を推進し、ゼロカーボンまちづくりを目指します。
ZET-valley研究会では、現在15プロジェクトが進行中です。他にも、国際カンファレンスや世界的競争力を有するものづくり研究会を開催し、脱炭素関連企業等の共創プロジェクトを創出します。
ZET-BASE KYOTO:ZET-BASE KYOTO
住所:〒617-0002 京都府向日市寺戸町山縄手21番1 京都フィナンシャルグループ MUKOUビル 3階
ZET-BASE KYOTOの支援メニュー
ZET-BASE KYOTOでは、入居者への金融機関やベンチャーキャピタルの紹介、ビジネスマッチングの支援など、起業・経営に役立つサービスを提供します。
- 支援専門員による入居者面談・伴走支援
- 入居者の資金調達支援。金融機関の紹介、VCとのマッチング支援
- 入居者同士、事業会社や支援機関とのビジネスマッチング
- 入居者と、地域企業、大学・研究機関等の共創支援
- イノベーション促進イベントの定期開催
- 世界発信が気軽に行える配信ブースや配信機材の利用